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空室対策の現在 | staffダイアリー | 広島市・府中町 賃貸管理 オールハウス

Staffダイアリー

人口が減少に転じ、借り手が減ってきつつあるにもかかわらず、新築賃貸住宅の建設は進み、現在も日々供給され続けています。
当然ながらそれに伴い、空き室の目立つ賃貸物件は多く、今や借手市場となっています。


現在、賃貸住宅を所有するオーナーは、賃貸業を専門にしているわけではなく、投資としておこなっている場合が多いようです。
多くの賃貸住宅のオーナーが、管理会社に運営を任せていますが、管理会社の善し悪しを見極めてから依頼することが望まれます。

ほとんどの地域で空室率の上がっている昨今、家賃が決して下がらなかった過去の時代の感覚で、家賃値下げを避け続けるのは得策とは言えません。
空室があることと賃料値下げのリスクのバランスを考慮する必要があります。


空き室が多い地域であろうと、新築集合住宅は供給され続けているわけですから、中古住宅はますます不利になる一方です。
借り手は、新築であることにたいへんな価値をおくものです。
新築物件に絞って探す借り手も、少なくありません。


一度でも借り手が住んだ部屋は、築浅であっても、借り手からすれば新築より相当価値が低く感じられるものです。
新築であれば、月2万円ほど高く出してもいいと考える借り手は意外に多いのです。
新築の賃貸住宅であれば、空き室が続いても、待っていれば埋まる可能性はあるでしょう。
しかし、中古であれば、いかに築浅であろうと、部屋が埋まらないということは、相場より高いということになります。


今や人口は減少しており、それは戦後初めて起きた事態ですから、ずっと続いていた住宅難の時代はもう終わったと見切りをつけることも大事です。

今後は借り手市場が続いていくでしょう。
周辺に新築物件ができたり、同じような条件でより家賃の低い中古物件があったりしたら、現在借りている入居者も、出て行ってしまう可能性は大いにあります。


引っ越し会社の料金も下がっていますし、礼金ゼロ物件も増えていますので、引っ越しは以前よりずっとたやすくなっています。
残念ながらそれが現実です。

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